ライドシェアってなあに?

Rideshare(ライドシェア)とは、クルマの相乗り(あいのり)のことです。

以下のように呼ばれたりもします。

・carpool(カープール) : アメリカ英語。日本でもよく使われる。

・lift(リフト) : イギリスやオーストラリアで用いられる。

・carshare(カーシェア) : 自動車の共同所有の意味合いが強い。

 

欧米、特にヨーロッパでは昔から、

- 通勤などの目的で中規模の都市間を移動する自動車が多い。

- 会社が通勤交通費を支給するという概念がない。(ドライバーにとってはガソリン代が負担となる。)

- バックパッカーのような、節約志向の強い旅行者が多い。

- 人見知りをしない(節約のためなら・・・と割り切ることができる)人、互助精神がある人が多い。

というような背景により、相乗りによって交通費をシェアしようという発想に前向きな土壌がありました。

そこへ、ここ数年のガソリン価格の高騰エコ意識の高まりネット上のマッチングサービスの増加・・・

などの要因によって、同じ日に同じ方面へ向かう人はなるべく乗り合わせる「ライドシェア」という手段がさらに

注目されるようになってきたのです。

ヨーロッパの一部の国の人は、安く移動できる選択肢のひとつとしてライドシェアを活用しています。

 

また、行政が相乗りを後押ししているケースもあります。

例えばアメリカでは、HOV(high-occupancy vehicle)レーン(もしくはcarpoolレーン)といって、2人

以上が乗るクルマに対して(※)通行を許可したり通行料を割引したりする「相乗り優遇レーン」があります。

このため通勤時に、同僚などの知り合いはもちろんのこと、見ず知らずの相乗り相手を見つけて待ちあわせ

し、通行料を節約するという人がいます。

※ ハイブリッド車などであれば1人でも通行可能な場合があります。

 

欧米ではこのようにライドシェアが一般に普及しているわけですが、利用者はどうやって相乗り相手を

見つけているのでしょうか?

1. 掲示板

大学や職場、町の掲示板に貼り紙をして相手を見つけるという探し方は、現在でも多く行われているよう

です。相手は同じようなコミュニティに属する人なので安心感もありますね。(もちろん、そのコミュニティ内

の人、ということになるので対象者の数はある程度限定されます。)

 

2. 相乗り紹介所

ドイツ、フランスなどの国には主要都市の駅近くに紹介所があり、事前に審査の上登録されている

ドライバーを、移動の足を求める旅行者(バックパッカーなど)に対して斡旋したりしています。

利用時には旅行者も身分証明の提出が必要となります。紹介所に対する仲介手数料がかかりますが、

手数料を含めても鉄道と比べて大幅に安くなるケースが多いようです。

 

3. インターネット(マッチングサイト)

上記のような案内所の機能をネット上で実現しています。日付、出発地、目的地などでWebサイト上で

マッチングします。性別、喫煙の有無、話せる言語などのプロフィールも充実しているので、自分の希望に

あった相手を見つけることができます。案内所を持つ紹介会社がサイトも運営している場合もあれば、ネット

専門の業者もあります。利用料は徴収せず、広告収入で運営しているものが多いようです。

 

4. ヒッチハイク

ライドシェア・相乗りと聞いてこれをを連想する人もいると思います。ヒッチハイクの場合は割り勘という

よりも、ドライバーの方がボランティアとして空席を提供するイメージですね。貧乏旅行も連想させます。

路上でのヒッチハイクは、お互いに素性が全く分からないということもあって、面白さとリスクの両面が

あります。安全性の理由により、アメリカでは現在多くの州で禁止されているようです。

 

以下に、各国のマッチングサイトをいくつかご紹介したいと思います。

Mitfahrzentrale.de (ドイツ)

http://www.mitfahrzentrale.de/

画面中央の検索エリアで経路と日にちを指定して探すことができます。右下には、「出発地(都市)-

目的地(都市)」のタグクラウドがありますね。利用頻度の高い経路がひと目でわかります。新着

メンバーの顔写真も良い感じです。海外ではネット上で顔を出すことに抵抗感がないみたいですね。

※ ドイツ語から英語へ表示を切り替えることもできます。

 

liftshare (イギリス)

http://www.liftshare.com/uk/

水色の爽やかなデザインです。2008年5月現在、会員数は約23万5千人、年間のライドシェア距離は

約8千万km、年間のCO2削減量は1万5千トン・・・だそうです。

 

Meerijden.nu (オランダ)

http://www.meerijden.nu/

Meerijdenとは英訳するとRideshareのことです。サイトのつくりは古い感じですが、募集がたくさん

登録されているようですね。

 

eRideShare.com (アメリカ、カナダ ) 

http://erideshare.com/

「”Most popular ridesharing site” - Yahoo!」だそうです。

 

・・・と、ほんの一部を挙げてみましたが、上記の国内はもちろん、他の国でも同様のサイトがたくさんあります。

日本ではこちらが初のサイトです。ライドシェアにご興味を持たれた方は、以下のサイトへ。

ライドシェア紹介サイト のってこ!
http://notteco.jp